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ブックレビュー
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2002年
   
12月 「カメラな日々---analog.2002.digital」
   
2000年
   
8月 某日、菅浩江さんの『永遠の森 博物館惑星』をゲラで読む。
9月 上旬:ある雑誌から依頼のあった「遺伝子・ウィルスを扱った小説を特集」
10月 上旬:友人たちと丹沢の麓にあるキャンプ場で2泊3日の宴会
   



幻想図書館 ブックレビュー
大倉貴之読書帖
平成12年10月
上旬:友人たちと丹沢の麓にあるキャンプ場で2泊3日の宴会。


上旬
 友人たちと丹沢の麓にあるキャンプ場で2泊3日の宴会。残念ながら原稿を2本抱えているため、リラックスできないまま早めに帰宅。
一眠りして書き始めたら、不思議なほどの進み具合で、日付が変わらないうちに書き終わる。

中旬
 某雑誌で、《田舎暮らし》の本と雑誌のミニ特集を担当することになり、編集者と手分けして本を捜すことに。某日、編集者の作ったリストを元に、神保町の書店を廻るが、なかなか見つからない。特に少し前の文庫は壊滅状態で哀しくなる。
 ついでに新刊をチェックし、古書店も覗いていたら、あっという間に夕闇。
 本でカバンはパンパンに膨らんで重いし、お腹も空いたので学生時代から馴染みの中華屋で夕食。ああ神保町はなごむなあ。

下旬
  《田舎暮らし》と《SFマガジン》で書評するために読書三昧。
 第1回小松左京賞・受賞『エリエリ』をゲラで読む。クラークを思わせる力作だった。

●10月に読んだ本(順不同)
寺崎勉『野宿ライダー 田舎に暮らす』山海堂
高木美保『木立の中に引っ越しました』幻冬舎
遠藤ケイ『裏の山にいます』山と渓谷社
山尾三省『ここで暮らす楽しみ』山と渓谷社
布施英利『電脳博士の田舎暮らし』NECクリエイティブ
石黒達昌『人喰い病』ハルキ文庫(角川春樹事務所)
鯨統一郎『千年紀古事記伝 ONOGORO』ハルキ文庫(角川春樹事務所)
梶尾真治『黄泉がえり』新潮社
筒井康隆『魚藍観音記』新潮社
筒井康隆『細菌人間』出版芸術社
杉本蓮『KI.DO.U』徳間デュアル文庫(徳間書店)
青木和『イミューン ぼくたちの敵』徳間デュアル文庫(徳間書店)
瀬名秀明『八月の博物館』角川書店

●今月読んだ雑誌
『SFマガジン』12月号は「年代別SF特集 先鋭の1980年代SF」である。 つい、この前だと思っていた80年代が、回顧の対象になるとは。オレにとっての80年代SFは、やっぱりスターリングだな。
『BE-PAL』12月号。神保町へ行く機会があったが、やっぱり「さかいやスポーツ」に寄れなかった。
『別冊 BRUTUS Casa』が今号から月刊『カーサ ブルータス』となった。  特集は「バウハウス」。1920年代後半のバウハウス・デザインが持つ力強さは、2000年の現在、一回りも二回りもした結果、新鮮である。オレにとっては、中学生時代の美術の教師、次いで専門学校時代の美学の教官、次が就職した会社の上司がバウハウス・デザインの信奉者であった。



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